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「沙織さん、他に何かイメージしているものは有りますか?」
絵梨衣としては、逃れられないのなら徹底的に関わるしかないと腹を括った。
中途半端なことをしては、作中でどんな目に遭わされるか分かったものではない。
絶対にやりたくない事は、あらかじめ言っておいた方が得策である。

「そうですね……、これを見せるのは夜の女神とその子供たちですから、闇とか黒をイメージする存在を敵にする事は出来ません」
「……」
「ここはデウス・エクス・マーキナー(機械仕掛けの神)にラスボスになってもらいましょう」
紙に沙織の言葉を書き込みながら、絵梨衣はどう反応して良いのか迷った。
本当に機械の神を登場させるのか、それともご都合主義を崩壊させるという意味なのか。
「ものすごくロボット的な存在が良いですね。でも、サイボーグ系の方がドラマチックでしょうか?」
「それは、シナリオ次第な気もしますが」
「とにかく向こうには奇天烈な内容をものともしない『夢の神』がいるのです。真面目にまともな話を作ったところで退屈されるだけです」

ますます気が重くなる絵梨衣だった。
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星矢の特別編ですが、表示を変更しました。
最新作が上に来るようになりました。

そして久しぶりに中編をUP。(ようやっとまとまった)
黄金聖闘士達のいない聖域を、瞬たちが復興のために動いているときの話です。

一応、瞬×ジュネ

彼のものは暗闇に潜む

「とにかく大まかに決めておきましょう」
沙織の言葉に絵梨衣は頷く。
このままでは自主制作映画では済まなくなってしまう恐れが出てきたからだ。

「では、沙織さん。題名は?」
「セイント・アストラム。でもホーリー・アストラムにしようか迷っています」
二人の間に一瞬、沈黙が流れた。
しかし沙織は言葉を続ける。
「少女たちが身にまとうのは『聖飾』と書いてセイクリッド。モデルは聖衣達にします」
このとき絵梨衣はいやな予感がした。
「聖衣達も登場させるのですか?」
「絵梨衣さんには白鳥をモチーフにした、純白の衣装を身に付けてもらいます。向こうもそれを見たがっているみたいですから」

沙織の真剣な眼差しに、絵梨衣は逃げられないことを改めて悟った。
>2012/09/18 02:42 Kさんへ

メールフォームからの感想をありがとうございました。ヽ( ´ ▽ ` ) /
趣味満載の作品を楽しんでくださったようで、嬉しいです。
しかも、どういうところが好きとか事細かに書いてくださり、こちらの方が力づけられました。

自分の書いた話を楽しんでくれた人がいる。

特殊嗜好(とは思っていないのですが、どうしても少数派……)の僻地サイトには明日への活力になります。
本当にありがとうございました☆

>魔星であったラダマンティスへの処分
今のところ、彼の処分話は書いていませんので、近いうちに書けたら良いなぁと思います。

その時はまた読みに来てくださ~い。( ^ ○ ^ )/
今回は中身が濃いというか恋というか。
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