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「もしかして、私たちの聖衣も……あのような行動をするのでしょうか?」
教皇の間で行われていることにジュネもまた驚いている。
女性聖闘士たちは己が身にまとう聖衣をまじまじと見ていた。
「聖闘士がいなければ、多分、似たようなことになるでしょう」
沙織は楽しそうにニケたちの様子を見ている。
「久しぶりの監査ですから、ニケも楽しそうです」
とは言うものの、ジュネたちには会話の内容は分からない。
何しろニケの杖と教皇の間にいる聖衣たちの周辺には光の微粒子が淡く渦巻いており、その動きで何となくニケが一方的に聖衣達に何かを言っているような気がするだけなのだ。

では、沙織以外の者には分からないのかというと、沙織の他ではユリティースが少し困ったような表情で聖衣達の様子を見ている。
「ユリティースさん、何が行われているのか分かりますか?」
絵梨衣の問いにユリティースが沙織の方を見る。
「あの……、解説してもよろしいのでしょうか?」
聖域の女神にお伺いを立ててみると、沙織はアッサリと了承した。

「聖衣の皆さんはニケ様に自分の聖闘士について説明をしています」
しかし、ニケの方はあまり聖衣達の報告を信じていないらしい。
「どうしてですか?」
意外とハードな展開に絵梨衣はドキドキしてきた。
ジュネたちに至っては、ここにいることに息苦しさを感じる。
ユリティースはどうしようかと迷ったあと、驚くべきことを告げた。

「聖衣の皆さんが、ほぼ毎回、似たようなタイプの方を自分の聖闘士と認めることが問題のようです」
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