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怪物レヴィアタンを海にある特殊な檻に封じる。
これを成し遂げたのは海将軍なのだが、その人数も方法も何故か今の海将軍たちには伝わってはいない。
どうやら女神アテナや他の神々との諍いの中で、詳しい情報が消滅してしまったらしい。
ただ、何となく「こうだったのではないか」という話が口伝で伝わっていた。
「捕まえ続ける」
カノンからその話を聞いて、ダイダロスは素早く紙に記録した。
弟子のジュネがレヴィアタンに狙われているのである。
彼は不死身の魔獣退治に関わらせてほしいと黄金聖闘士たちに頼み込んだのだ。
そして黄金聖闘士たちもまた彼の知恵と知識を必要としていた。
レヴィアタンはそれほどまでに特殊だったのである。
「水系の存在は姿を変える。だが、捕まえ続けることが出来れば、少なくとも逃げられることはない」
ギリシャ神話でも有名な女神テティスとペーレウスの根比べをダイダロスは思い出した。
「しかし、それだと逆に怪物の方が突っ込んでこないか?」
アイオリアの言葉にカノンは苦笑いをした。
「レヴィアタンの動きが読めればカメレオン座を物理的に逃がすことは出来る」
しかし、逃げられたら被害は他に飛び火する。
どうしてもレヴィアタンをその場に止まらせないとならないのだ。
「老師、天秤座の武器の使用許可をお願いします」
サガは童虎に頼むが、童虎は腕を組んで考え込んでいた。
「老師……?」
「一つ気になるのじゃが、レヴィアタンにはあらゆる武器が通じないのは本当か?」
もしそれが本当なら、天秤座の武器でどれほどの効果があるのか。
使ったのは良いけど、たいした威力ではなかったというのなら、最初から武器を使うことは考えない方がいい。
変な絶望を生み出さずに済む。
するとダイダロスが
「水をただ剣で切るのは難しいですが、闘気を込めた一振りならば水の原子を砕く事が出来るはずです」
と言った。
これには童虎も頷く。
「そうじゃな。天秤座の武器は小宇宙を高める媒体じゃ。不死身の存在といえども、そやつに一撃を与えるほど小宇宙を高めればいい話じゃった」
童虎はにこやかに笑う。
「しかし、天秤座の武器は十二じゃ。どう配分したものか」
沙織は聖域から離れないと言っている。
レヴィアタンと言えども避難などしたら、他の女神達は自分を信頼しなくなる。
聖闘士たちを頼って良いのか迷う。
だからここにいるといわれると、黄金聖闘士たちも納得するしかなかった。
これを成し遂げたのは海将軍なのだが、その人数も方法も何故か今の海将軍たちには伝わってはいない。
どうやら女神アテナや他の神々との諍いの中で、詳しい情報が消滅してしまったらしい。
ただ、何となく「こうだったのではないか」という話が口伝で伝わっていた。
「捕まえ続ける」
カノンからその話を聞いて、ダイダロスは素早く紙に記録した。
弟子のジュネがレヴィアタンに狙われているのである。
彼は不死身の魔獣退治に関わらせてほしいと黄金聖闘士たちに頼み込んだのだ。
そして黄金聖闘士たちもまた彼の知恵と知識を必要としていた。
レヴィアタンはそれほどまでに特殊だったのである。
「水系の存在は姿を変える。だが、捕まえ続けることが出来れば、少なくとも逃げられることはない」
ギリシャ神話でも有名な女神テティスとペーレウスの根比べをダイダロスは思い出した。
「しかし、それだと逆に怪物の方が突っ込んでこないか?」
アイオリアの言葉にカノンは苦笑いをした。
「レヴィアタンの動きが読めればカメレオン座を物理的に逃がすことは出来る」
しかし、逃げられたら被害は他に飛び火する。
どうしてもレヴィアタンをその場に止まらせないとならないのだ。
「老師、天秤座の武器の使用許可をお願いします」
サガは童虎に頼むが、童虎は腕を組んで考え込んでいた。
「老師……?」
「一つ気になるのじゃが、レヴィアタンにはあらゆる武器が通じないのは本当か?」
もしそれが本当なら、天秤座の武器でどれほどの効果があるのか。
使ったのは良いけど、たいした威力ではなかったというのなら、最初から武器を使うことは考えない方がいい。
変な絶望を生み出さずに済む。
するとダイダロスが
「水をただ剣で切るのは難しいですが、闘気を込めた一振りならば水の原子を砕く事が出来るはずです」
と言った。
これには童虎も頷く。
「そうじゃな。天秤座の武器は小宇宙を高める媒体じゃ。不死身の存在といえども、そやつに一撃を与えるほど小宇宙を高めればいい話じゃった」
童虎はにこやかに笑う。
「しかし、天秤座の武器は十二じゃ。どう配分したものか」
沙織は聖域から離れないと言っている。
レヴィアタンと言えども避難などしたら、他の女神達は自分を信頼しなくなる。
聖闘士たちを頼って良いのか迷う。
だからここにいるといわれると、黄金聖闘士たちも納得するしかなかった。
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