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霧の中から人の形をした何かが現れる。
「レヴィアタンの兵隊か」
浜辺にいる黄金聖闘士たちが武器を構えた。
妖魚たちが全滅した今、レヴィアタンも自分に歯向かう男たちがただの人間ではないと判断したらしい。

『我ガ不死身ヲ受ケ継ギシ者タチヨ、愚カナひとドモニ恐怖ヲ与エヨ』

レヴィアタンの咆哮が聖域中に轟いた。

☆☆☆

「レヴィアタンの意識が大きく動いたようです」
シオンの言葉に沙織は頷く。
処女宮の中にはユリティースとエスメラルダ、そして二人の女官が不安そうにしていた。

☆☆☆

「レヴィアタン以外の気配はあるかい?」
処女宮の前ではオルフェが貴鬼に話しかけていた。
今や処女宮の周りの食う木は不可思議な光のようなものが漂っている。
その正体は双魚宮のあるじが作り上げた魔性の薔薇が放つ毒素。
この空気の中を移動できるのは黄金聖闘士たちだけだった。
「今のところ海からしか感じないけど……」
それどころかレヴィアタンの圧倒的な存在感の影響で、小物の方を見落としかねない。
このとき背後から童虎が現れた。
「どうやら下の方で戦闘が始まったようじゃ」

それが合図だったのか、空に大きな黒い影が現れた。
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