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今回は、星矢×沙織派の人たちにとっては微妙な気持ちになると思います。たぶん。
ということで、自己責任でお願いします。

☆☆☆

神話で有名なペルセウスのメデューサ退治。
それは半分だけしか伝わっていない物語。

 最近、字を覚えたばかりで素直に本を読んでいるエスメラルダは、いきなり伝承と違うことを言われて戸惑う。
「メデューサさまというのは、どのような方なのですか?」
 沙織に尋ねにくい部分があったので、視線はユリティースの方になる。
 するとユリティースは沙織と視線で会話したあと、口を開いた。
「メデューサさまは、強力な魔の力で他の魔を制する方なのです」
「?」
「たとえどんなに強い魔物がいたとしても、メデューサさまよりは強くありません。そんな方が女神アテナと聖闘士たちに、力を貸してくださっているのです」
 問題はアイギスが発動したとなると、レヴィアタンもただでは済まないが、海辺の者たちも危険だということ。
 強力すぎるゆえ、細かい制御が出来ないのだ。

 ゆえにレヴィアタン戦の参加人数が多いと巻き込まれる聖闘士が増えるだけなので、今回は紫龍や氷河には師匠たちから待機命令を出させたのである。
 一輝は連絡が取れるほど時間があったわけではないので、放置となった。 
「でも、なんでメデューサさまは力を貸してくださるのですか? ペルセウス座の方がいらっしゃるのに?」
 自分の首を切った英雄ペルセウス、その男を模した聖衣をまとっている聖闘士がいるのだ。
 エスメラルダは不思議に思う。
 すると沙織がポツリと言った。
「ステンノーさまとエウリュアレーさまはメデューサさまの力が眠るアイギスの守護精霊です」
 三姉妹ではなく、もともとアイギスと二人の精霊という組み合わせだという。

「そしてメデューサさまは我が母神メティスの姉妹です」
 それゆえ女神アテナにとってペガサスとクリュサオールは、母方の一族ということになる。
 母系神族にとって、母方の血筋は身内扱い、兄弟姉妹も同然なところがあった。
 ただし、女神アテナ自身は大神ゼウスの影響下にあるので、父系神族の系統に属するのだが……。
 

  
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