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「はぁぁぁぁ~」
相手の何度目かの深い溜息に、カノンはイライラした。
「帰れ!」
ハッキリ言って邪魔の一言に尽きる。
しかし相手は気にしていない。
「すまない。せっかく海底神殿へ来れたのだ、お前の仕事ぶりを見たい」
サガの言葉にカノンの持っていたペンがミシミシと音を立てたあと霧散した。
「見るな、誰もお前を招待などしていない」
いきなりやって来て、そのまま執務室に居すわる実兄。
不穏な空気を察したのか、他の海将軍も海闘士たちも執務室に近づかない。
「そう嫌がるな。」
「嫌がるな……だと。来た早々、溜息しか付いていないお前が何を言う。鬱陶しい」
子供の頃、カノンが悪事を行うとサガは溜息をついて弟に説教をしたり実力行使で罰を与えていた。
それを思い出さない事もないので、彼としては怒りをおぼえるのである。
「……そうはいってもエスメラルダを一晩、女神や女聖闘士たちに預けるのだぞ」
「これ以上ないくらい安全な場所だな」
「緊張で疲労していなければ良いが……」
二人の間に微妙な空気が流れる。
そこへ海闘士が執務室へやって来た。
デスクィーン島周辺で海流が乱れているとの報告だった。
相手の何度目かの深い溜息に、カノンはイライラした。
「帰れ!」
ハッキリ言って邪魔の一言に尽きる。
しかし相手は気にしていない。
「すまない。せっかく海底神殿へ来れたのだ、お前の仕事ぶりを見たい」
サガの言葉にカノンの持っていたペンがミシミシと音を立てたあと霧散した。
「見るな、誰もお前を招待などしていない」
いきなりやって来て、そのまま執務室に居すわる実兄。
不穏な空気を察したのか、他の海将軍も海闘士たちも執務室に近づかない。
「そう嫌がるな。」
「嫌がるな……だと。来た早々、溜息しか付いていないお前が何を言う。鬱陶しい」
子供の頃、カノンが悪事を行うとサガは溜息をついて弟に説教をしたり実力行使で罰を与えていた。
それを思い出さない事もないので、彼としては怒りをおぼえるのである。
「……そうはいってもエスメラルダを一晩、女神や女聖闘士たちに預けるのだぞ」
「これ以上ないくらい安全な場所だな」
「緊張で疲労していなければ良いが……」
二人の間に微妙な空気が流れる。
そこへ海闘士が執務室へやって来た。
デスクィーン島周辺で海流が乱れているとの報告だった。
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