忍者ブログ
更新・日記ブログ
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
[1353]  [1352]  [1351]  [1350]  [1349]  [1348]  [1347]  [1346]  [1345]  [1344]  [1343
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ジュネの体に究極の力が宿っている。
この事態に沙織は、彼女の休んでいる部屋にアイギスを持ち込ませる。
アイギスの方に力が移らないかと思ったからだ。
実際はそういう都合のいいことは起きず、ただ、なんとなくジュネは気の流れの様なものを感じて、体が少しだけ楽になったという。
ジュネの体調が少し安定しているので、静かにさせてあげるべく瞬たちは別の部屋に移動する。


「とにかく、むやみにジュネから力を排除しようとする方が危険です」
では、このままジュネが弱っていくのを見るしかないのか。
瞬の問いに沙織は眉を顰める。
ユリティースや神官たちも困ったような顔になる。
「?」
その理由を口にしてくれたのはユリティースだった。

「その……、今のジュネさんは女神の力を得たけど、自分では使えないという状態です。ですから別の人がジュネさんの体から力を移動させてくれればいいのですが……」
ただ、そうなると相手はジュネに触ることになる。
彼女が抱えている力の容量によっては、一人や二人じゃ済まないかもしれない。
それではジュネの精神の方に負担がかかりすぎた。

「とにかく、この役目が出来そうな人に心当たりがあります」
沙織の言葉に、瞬は不安を覚えた。
PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
管理人のみ閲覧可   
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]