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魔獣退治に駆り出された青銅聖闘士たちが聖域に戻ってきたのは、バーベキューが終了した日の夜だった。
朝に現地に向い、夜に数頭退治をして帰宅。
長年魔獣を追い続けた人たちから見ると、本当に反則技のような解決だった。

ただ、犠牲者が増えることが無くなったのは喜ばしい話。
では魔獣を全滅させることが出来たのかというと、そういうものではない。
魔への信仰心、恐怖心、悪意。色々な負の意識が魔獣を再び作り上げてしまうことがある。
ということで、今回は「いったん出現する力を魔獣は無くした」だけなのだ。
それでもしばらくの間は、その土地が穏やかになり他の命が無残に散らされることは無くなる。
どのくらいの期間なのかは、そこに住む人たち次第でしかないが……。

そして魔獣退治をしたとなると、聖闘士といえども身を清めた方が良い。
本人たちのためというよりも、彼らに関わる一般の人たちのために。

ということで、温泉で身を清めてもらった星矢たちは、ほとんど疲労困憊状態だった。
それでも紫龍は五老峰に戻ったのだから、根性としか言い様が無い。
星矢はというと当然のように師匠である魔鈴の家に向かうのだが、一輝と瞬はオルフェのところへ連れて行かれた。

「これから用事があるとしても、明日の朝、エスメラルダさんとユリティースの作る朝食を食べてからにするんだ」

そういって簡易的な宿泊施設に二人は案内される。
「……えっ?」
「では明日の朝、会おう」
この時のオルフェは、「もし明日の朝、どちらかがいなかったら、それなりの対応をさせてもらう」という目つきをしていた。
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