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「愛や美に関しては女神アフロディーテの管轄です。私もニケも男女の心の変化を止めることは出来ません」

移ろいやすい人の心を止めるのは難しい。それはお互いの努力を必要とするのだ。
神が支配できるものではない。

「千の魔獣を倒せば恋人との仲が許されるというのなら手助けのしようもありますが、恋人の心変わりを防ぐために力を与えてくれといわれても聞き入れることは出来ないのです」
そして人の思考というのは完全ではない。
相手と自分の気持ち、そして周囲の情勢を正しく認識して行動しているわけではない。
ある日突然、最愛の恋人から別れを告げられることだってある。
「ですから、聖闘士達も恋愛事情は持ち込まないようにしていたようです。私は聖闘士達に幸福な恋愛を約束してあげることは出来ませんから」

しかも、女神アフロディーテや他の女神たちがちょっかいをかけたりすれば、事態はややこしくなる。
いきなり恋人を他の人に取られるのだ。そして女神アテナにはそれを防ぐ力はない。
そして聖闘士達が恋人を失うことで洒落にならない敗北感に苛まれてしまうという事態は聖域にとって危険だった。
酷い場合は心が壊れてしまうことがあるのだから。

「でも、聖闘士達に最後の一線を超えさせないのは、やはりそんな彼らを愛してくれる人だと思います」
だから恋愛は注意事項ではあるが禁止事項には出来ないと沙織は言った。
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