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「怪しい動きを見せている組織は幾つかありますが、最初から全滅をさせては横の繋がりが分からなくなります。それもあって調査以上の事はしなかったのです」
オルフェはそう前置きすると、何処から持ってきたのか紙とペンでいきなり状況を説明し始めた。
その時、女官たちの方で声が上がる。

「バーベキューは終わったのか?」
そこにいたのは蠍座の黄金聖闘士ミロ。
彼はアイアコスの存在に眉をひそめる。
「なんで冥闘士がここにいるんだ!」
彼は声を荒らげたが、
「招待したからだよ」
と、アイオロスにあっさりと言われて沈黙してしまった。

「ところで他のは?」
カノンの問いにミロは腕を組んで答える。
「白羊宮で教皇と老師に見つかると絡み酒に付き合わされるから、他のヤツらは黄金宮にいる」
「するとミロは逃げきったということか」
しかし、彼の返事は想像を超えていた。
「面倒なんでカミュを置いてきた」
友人を人身御供に差し出して、外へ出てきたらしい。
「今頃、ムウの愚痴を聞いているんじゃないのか?」

このとき、その場にいた聖闘士全員が水瓶座の黄金聖闘士の受難に深く同情したのだった。

☆☆☆

(カミュも災難だな……)
不意にアイオリアは、星矢が連れてきた老婦人の方を見た。
「……」
何処かで会った様な気がするが、そう思うこと自体が気のせいにも思える。
彼はしばらく悩んでしまった。
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