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某女神の神殿へ向かった魔鈴は、そこで熱烈な歓迎を受けた。
とにかく女性聖闘士の来訪に、神殿の人間たちは信仰する女神の慈悲を感じたのだ。
アイオリアは少し離れた場所で待っていた。
彼は黄金聖闘士という地位のため、迂闊に他の女神の神殿に近づくと相手もそれなりの対応をしなくてはならず面倒なことになる。それがあって、二人は別行動となった。

しばらくして魔鈴が神殿から出てくる。近くの村で起こった奇禍について助けてほしいと依頼されたという。
「とにかく、そいつは若い娘を生贄に要求したらしいよ」
村人たちは火を噴く化け物に田畑を荒らされ、怪我人まで出たとのこと。
「どんな化け物だ!」
「さぁ? 伝聞だから向こうにもよく分からないみたい」

直ぐさま二人は村へと向かう。
正体を知らない村人たちは、この訪問者たちを神殿側が寄越してくれた化け物退治のプロだと思ったらしい。
知りうる限りの詳しい情報と、生贄としての準備をしてくれた。

そして花嫁姿の魔鈴が問題の場所に立つ。
アイオリアは気配を隠して木の影に隠れる。
深い森の中ゆえ、何処までも闇が続いていた。
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