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闇が不穏な気配を漂わせる。
とにかく女官や少女たちを一まとめにして、聖闘士たちは臨戦態勢を取った。
アイアコスもさすがに真面目な顔で闇を見つめる。

そして現れたのは半人半獣の化け物。
バーベキュー会場の近くにある森から出てきた。

か弱い女性陣は悲鳴を上げるが、聖闘士達は何となく奇妙な印象があった。
「こん棒を持ったミノタウロス? 斧じゃないのか?」
「なんだかトナカイみたいな角ですね」
「……本当にミノタウロスか? 何か変だぞ」
などなど。

アイアコスに至っては、「ゴードンがアレを見たら、ブチ切れるだろうなぁ」と呆れている。
「まぁ、とにかく被害が出る前に倒しておこう」
真面目なアルデバランの一言に、紫龍が前に出る。
「ミノタウロスの偽物などに、ここを荒らさせはしない」

そして勝負は紫龍のエクスカリバーの一撃で、簡単に決着がついた。
後に残ったのは、灰色の綿雲のようなもの。
それもしばらくして周囲に溶け込むように霧散する。

「夜が明けるまで、何体来ることやら」
冥界からの客人は、不吉なことを言いながら手にしていた酒を一口飲んだのだった。
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