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彼ら聖闘士の前に次々と異形の者たちが現れる。
だが、どれもこれも伝承に登場する怪物にしては何か嘘くさい。
黒い不死鳥の形がどう見ても恐竜に無理矢理翼を付けた状態だったときは、一輝が静かにブチキレて跡形もなく消し去る。
まるで間違い探しの試験を受けているかのようだった。

しかし、何番目かに現れた巨大なイノシシは、様子が違っていた。
その身体を炎で包み、大きさは牛に匹敵するかもしれない。
しかし、風が吹くと身体が揺らめく。
『見つけたぞ。アタランテー』
しかも人語を発する怪物は初めてである。
そのイノシシはジュネを見ている。

「まさかジュネさんをアタランテーと思っているのか!」
瞬もこの展開に驚く。
異形のイノシシはどうやら「カリュドーンのイノシシ」らしい。
しかし炎の集合体らしく、物理的な攻撃は無理そうである。
エスメラルダ達も不安げに様子を見ていた。
そして戦いを挑まれたのなら受けるのが聖闘士として取るべき行い。
ジュネは立ち上がろうとする。
ところが彼女の前に一人の男が立つ。

「猪狩りの参加者は他にもいるぞ」
その言葉が終わるか終わらないかのときに、彼の必殺技が炸裂。
「ゴールデン・トライアングル」
カノンの一撃にイノシシは炎と共に虚空へと飛ばされる。
空間ごと飛ばされたようなものだから、炎の怪物は為す術もなかった。
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