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一緒にいた老婦人が実は女神様だった。

このことに春麗とエスメラルダは驚き、困惑する。
「私……、全然気がつかなかった……」
沙織と一緒に行った「女神の宴」で会ったことがあるはずなのに、何も思い出さなかった。
春麗は失礼なことをしたのだと、真っ青になる。
しかし、ユリティースは大丈夫だと彼女を慰めた。
「向こうが正体を知られないようにしていたのですから、春麗さんが気に病むことは無いですよ」
相手はそれを楽しんでいたのですからと言われて、春麗は納得する。
しかし、エスメラルダの方は悲しげな表情になっていた。
「もしかしたら私、失礼なことをしちゃったかも……」
するとオルフェが笑いながらそんなことはないと否定。
「女神が気まぐれで怒ったりしたら、それこそ双子座様やシードラゴン様に相談すれば良いのです。
お二方とも貴女を妹分にするときに言いましたよね」
「……」
「自分たちを面倒事に関わらせる事と」
これはエスメラルダを安心させるだけではなく、聖域と海界の平和に必要なことだった。
この二人は問題処理能力が高すぎるため、平和な時ではむしろ自分を抑えすぎて無理をしてしまうのである。
美しい妹分を守るというのは、彼らにとって良いガス抜きになっていた。

しかしそうは言われても、彼女としては後見役の二人に迷惑をかけたくないと考えてしまう。
「でも、一輝やサガさんやカノン兄さまを困らせるようなことをしていたら……」
この発言に聖闘士達の視線がカノンに集中する。
一輝も何事かと海将軍に冷たい視線を向けた。
サガに至っては何か黒い小宇宙が立ち上っている。
「なんでお前がエスメラルダに“兄さま”と呼ばれているんだ!」
実兄の冷たい質問にカノンはあっさりと答えた。
「兄さまと呼ばないと返事をしないと言ってあるからだ」
堂々といわれて、アルデバランとカミュがサガを抑える羽目になった。
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