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異質なものの気配。
オルフェは暗闇を見つめる。

ユリティースを求めて冥界へ降りた経験は、彼に闇の中で蠢く気配を察する能力を敏感にした。
何かが起ころうとしている。

彼はアイオロスを呼ぶ。
「何か起こったみたいだな」
アイオロスの言葉に、サガとカノンも動く。
他の聖闘士たちも異常事態が発生したことに気付いた。

「まだ、はっきりとしてはいませんが油断はしない方がいいと思います」
人が闇に潜む者をみるには、一度は光の下にさらさなければならないのだから。
しかし、今は夜である。
簡単に出来ることではない。

「まずは星矢に行かせよう」
話を聞いた魔鈴が弟子である星矢を呼ぶ。
「何かあったのか? 魔鈴さん」
「これから起こるかもしれないということだ」
「?」
「行ってこい」

問答無用な師匠の言葉だが、星矢は特に気にすることなく魔鈴が指さした方向へ走り出した。

十数秒後、森の方で人の声がしたかと思うと、星矢が一人の老婦人を背負って戻ってきた。
その服装から見て、“どうみても聖域関係者に思えるが時代が違うような気がする”と彼らは思った。
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