忍者ブログ
更新・日記ブログ
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
[1076]  [1075]  [1074]  [1073]  [1072]  [1071]  [1070]  [1069]  [1068]  [1067]  [1066
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「そんな事になっておったとは……」
二日酔いの一歩手前のような不快感を抱えながら、シオンと童虎はオルフェの報告を聞いていた。
白羊宮の一室のテーブルの上には二枚の紙。夜間に行われた戦歴が記録されている。
後の資料になるだろうと、彼は瞬に記録係をさせていたのだ。

「それで春麗たちはどうしたんじゃ?」
「夜が明けてから女性陣は全員、沐浴をさせるためにロドリオ村の方にある温泉へ移動させました。魔気と神気が混雑する空間に一晩中いたのですから、身体を清めて休ませなくてはなりません。これは魔鈴、シャイナ、ジュネの三名に同行してもらいました」
三名の女性聖闘士を付ける。
これについてオルフェは、「一応警戒しないと、逆に禍々しきものが彼女たちに引き寄せられ、昼間でも現れる可能性も出てくる」と説明した。
この報告に二人は頷く。
「それで他の聖闘士達の方は?」
「黄金聖闘士たちは自由行動ですが、青銅聖闘士たちは魔物退治に協力してもらいます。今の彼らならほとんど反則技のように向こうが近づくでしょう」
長年、追い続けているけど姿を見せない邪悪なものたち。
それらを誘き寄せるための格好の囮が出来たのだ。利用しない手はない。

聖域は合理性を追求したのである。

ちなみにカノンとアイアコスは、さっさと帰ったということだった。
PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
管理人のみ閲覧可   
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]