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ジュネは夢を見ていた。
空中を浮いている。
墜落するような気配はない。
上には夜空とは違う黒い何かが空に広がっている。
その夢の世界の足元では、聖域の黄金宮が奇妙な形に並んでいた。
(これは……)
彼女はそれについて見覚えがあった。
地上に黒い靄が広がる。
黄金宮は見えなくなった。
☆☆☆ ☆☆☆
「すみませんでした!」
絵梨衣は沙織たちに何度も謝った。
いくらなんでも聖域に現れた『悪魔』を勝手に攻撃してしまったのである。
沙織たちの計画の邪魔をしてしまったと彼女は青ざめる。
ところが沙織は何か感慨深げだった。
「絵梨衣さん、いいのです。メデューサ様の力であの『悪魔』達を退治出来ると分かったのです」
どうやら聖域に逃げ込んだ『悪魔』たちは、この地域の神の影響を受けているのだ。
ならば倒せる可能性はある。
「しかし、どうやって倒すべきか……」
聖闘士側が強引に十二宮をしらみ潰しに探せば済むのか。
それとも何か退治するのに避けねばならないものがあるのか。
敵が『人間の狂気のなかで出現した悪魔』では、書物に記されている同じ名前の悪魔とは違うことをやりだすかもしれない。
それ以上に、残りの悪魔も絵梨衣に倒させるというのは無茶すぎた。
ふと、沙織は閃く。
絵梨衣を経由して、鎧の力と相性の良さそうな聖闘士にメデューサの力を与えられないか。
氷属性の聖闘士がその役目を負う。
そうなるとシベリアにいる氷河にこの事を知らせることになる。
一瞬、彼女は眉を顰めたが、地上の勝利のために氷河を呼ぶことにした。海将軍であるアイザックも。
カミュは「わかりました」と答えたが、他の黄金聖闘士たちは(キグナスが怒って、絵梨衣さんを連れ攫うんじゃないか……)と考えてしまった。
空中を浮いている。
墜落するような気配はない。
上には夜空とは違う黒い何かが空に広がっている。
その夢の世界の足元では、聖域の黄金宮が奇妙な形に並んでいた。
(これは……)
彼女はそれについて見覚えがあった。
地上に黒い靄が広がる。
黄金宮は見えなくなった。
☆☆☆ ☆☆☆
「すみませんでした!」
絵梨衣は沙織たちに何度も謝った。
いくらなんでも聖域に現れた『悪魔』を勝手に攻撃してしまったのである。
沙織たちの計画の邪魔をしてしまったと彼女は青ざめる。
ところが沙織は何か感慨深げだった。
「絵梨衣さん、いいのです。メデューサ様の力であの『悪魔』達を退治出来ると分かったのです」
どうやら聖域に逃げ込んだ『悪魔』たちは、この地域の神の影響を受けているのだ。
ならば倒せる可能性はある。
「しかし、どうやって倒すべきか……」
聖闘士側が強引に十二宮をしらみ潰しに探せば済むのか。
それとも何か退治するのに避けねばならないものがあるのか。
敵が『人間の狂気のなかで出現した悪魔』では、書物に記されている同じ名前の悪魔とは違うことをやりだすかもしれない。
それ以上に、残りの悪魔も絵梨衣に倒させるというのは無茶すぎた。
ふと、沙織は閃く。
絵梨衣を経由して、鎧の力と相性の良さそうな聖闘士にメデューサの力を与えられないか。
氷属性の聖闘士がその役目を負う。
そうなるとシベリアにいる氷河にこの事を知らせることになる。
一瞬、彼女は眉を顰めたが、地上の勝利のために氷河を呼ぶことにした。海将軍であるアイザックも。
カミュは「わかりました」と答えたが、他の黄金聖闘士たちは(キグナスが怒って、絵梨衣さんを連れ攫うんじゃないか……)と考えてしまった。
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