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「何をやっているんだ、お前は!」
デスクィーン島での戦闘をサガに白状させられ、アイオロスは苦笑いをした。
真面目なサガからすれば、何の調査もせず、何の報告もせずに島へ来て、大暴れをして正体不明の魔物を倒したのか逃がしたのか分からない状態というのは神経がキレそうなほどの不祥事だった。
「いや、多分、倒したと思うのだが……」
実際に手を下したのは謎の少女である。
自分よりも早く攻撃を繰り出すなど、只者ではない。
名前が分からないのが、返す返すも残念だった。

☆☆☆

アイオロスとサガの会話を聞き流しながら、カノンは島を見渡した。
この島の不安定さは問題である。
しかし、何が原因で安定しないのかは、これから調査しないと分からないだろう。
島の大地だけではなく海にまで影響を与える何か。
(問題は長引きそうだな……)
海闘士の筆頭将軍はそんな事を考えた。

☆☆☆

散々怒鳴ったので、サガとしてはもう言うべきことはなかった。
だいたいにおいてアイオロスを野放しにした自分にも責任があるかもしれない。

『ここは、天に弓引く水域の女神が現れた島だからな』

以前、アイアコスが言った言葉を思い出す。
(それなら猛き水域の女神よ。こいつに一度説教をしてくれ!)
女神アテナはアイオロスに甘いので、彼は何故かその女神に頼みたくなってしまった。
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