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「どうして女神は敵役をラダマンティス殿に依頼したんじゃ?」
童虎の問いにシオンはあっさりと答える。

「単なる敵役ではないらしいが、黒い鎧の似合いそうな聖闘士がサガとデスマスクとシュラくらいしか思いつかなかったそうだ」

しかし、サガをその役にすると迫力がありすぎるし、出演するエスメラルダが何らかの理由で彼を怖がってしまっては意味がない。
同じようにデスマスクでは春麗に出演を依頼しにくかった。
そしてシュラの場合は、山羊座の聖衣が妙な反応を示すと面倒なので除外ということだった。
分かるような分からないような理由に、天秤座の黄金聖闘士は苦笑いをした。
「一応、アテナも駄目元でパンドラ殿に話を持っていったら、むしろ見てみたいと言われたらしい」
「……」
童虎はしばらく考え込む。
春麗は女神の自主制作映画に出演しても良いと言っている。
確かに良い記念かもしれない。それにエスメラルダやユリティースに会えるのだ。
台詞や演技については無理はさせないという条件もついている。

「黒を纏うのは一人だけなのか?」
「あと数人はいるはずだが……?」
主人公側の少女は3~5人を設定しているので、ラダマンティス一人に(偽?)敵役をやらせるのは無理な話。
ということでシオンは沙織から敵キャラ用の鎧は数体必要だと前もって言われていた。
「わしも参加したいんじゃが、どうだ?」
「おぬしが?」
「春麗たちに怪我をさせないように闘えるぞ」

その一言にシオンは「女神に言ってみる」と返事をしたのだった。
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