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アンドロメダの聖衣を見たいと言われて、瞬は貴鬼とムウの前に自分のパンドラボックスを置いた。

わざわざ日本へ来た理由というのが、沙織の自主制作映画に使う鎧の参考にしたいので直接見たいらしい。
しかも貴鬼の修行を兼ねているともなれば、ついでに初期の聖衣がどんな感じだったのかも彼は事細かに話す。
そして聖衣の修復師の弟子は、真剣な表情で紙に情報を書き込んでいた。

「ところでアンドロメダの聖衣をモデルにした鎧をジュネさんが纏うと聞いているのですが……」
決定なのですか?と瞬はムウに尋ねる。
すると弟子の指導兼補佐に来ていた牡羊座の黄金聖闘士はそうだと答えた。
「女神曰く、ジュネはダブルユーザーという立場だそうです。アクションが出来る人間が限られていますから、彼女は二つの鎧を状況に合わせて身に付けるそうです」
もちろん作るのはごく普通の鎧なので、ネビュラチェーンに該当する鎖はムウかシオンが念動力でサポートすることになっている。
このとき貴鬼が無邪気に言った。

「今、女官たちが出演者の美容とかについて気をつけているから、ジュネの髪とかすごく綺麗になっていたよ」

とにかく目立つらしい。
おかげで貴鬼たちは鎧の色を微妙に変更した方が良いのではと思うくらいになっていた。
「えっ……」
ただでさえ綺麗な恋人が、今回の事態で美しさに磨きがかかっている。
この話に瞬は恋しさ半分不安半分ということで、聖域に駆けつけたくなってしまった。
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