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何がどうしてこうなったのか。

魔鈴、シャイナ、ジュネの三名は白羊宮の前で考え込んでしまった。
ただいまの彼女たちの服装は、改良に改良を重ねたキトン。一見すると聖域の巫女とも言えないことも無い。
ただ、ようやくその服に馴れたところでいきなりアイオロスから最終試験が言い渡されたのである。
(そもそも、最終試験ということ自体が変ではあった。改良は常に行われるべきだったからだ)

それは「とにかく十二宮を駆け上がり、神殿へ向かう。ただし、幾度か不意打ちがあるのでそれを避けること」
一応、攻撃を仕掛けるのは白銀聖闘士の誰かにする予定だと、彼女たちは連絡を受けていた。
ところが土壇場になって、黄金聖闘士達がいきなり黄金宮に戻ってきたのである。
しかも、全員。

「どうにも、奴らに乗せられたような気がする」
シャイナの言葉に魔鈴は神殿の方を見上げ、ジュネは「緊急時ではないのに全員が揃っているなんんて……」と呟いた。

その頃、獅子宮ではアイオリアが一輪の花を持って宮内をウロウロしていた。
黄金聖闘士たちには個別に用事が与えられ、攻撃を仕掛ける側は彼女たちの誰でもいいから、その髪か服に花を付けることになっているのだ。
それが攻撃したという印であり、彼女たちにとっては攻撃を避けられなかったという証拠なのである。
ただし、一人の聖闘士が攻撃して良い回数は一回だけ。二度やったら、黄金聖闘士の方に罰ゲームが与えられる。

制限時間ありの最終試験は、こうして始まったのだった。
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