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とにかく制限時間があるので、三人の女性聖闘士は白羊宮の中へと入った。

「待っていましたよ」
第一の宮の守護者である牡羊座のムウが現れる。

「あなた方は、これを身につけてください」
そう言って彼女らの前に出されたのは、髪飾りと首飾り、そしてブレスレッドだった。
三人分ある。
「……なんで?」
シャイナは確認も兼ねて尋ねる。
「服装は機能性が最重要事項ですが、聖域の巫女役が質素過ぎると逆に不審がられる時が有ります」
多少の飾りは必要だ。
という判断に基づいて、彼女たちの装いに装飾品が加わることになった。
仕方なく魔鈴は鮮やかなゴールド。シャイナはややホワイトゴールド系。ジュネは残ったピンクゴールド系のものを手にとる。
「あの……、これは牡羊座さまが作ったのですか?」
ジュネの問いに彼はアッサリと答えた。

「これを作ったのは我が師シオンです」
ですから、教皇の間に辿り着くまで壊さない方が良いですよ。
そう言われて、三人は一気に憂鬱になったのだった。

とにかく、少しづつ形の違う宝飾品を身につけ、彼女たちは次の金牛宮へと向かう。

(しかし、何も面白がってあんなのを作るとは……)
ムウはため息をつく。
彼女たちの制限時間は陽が暮れるまで。
それまでに教皇の間へ到着できなければ、洒落にならない程のきらびやかな服を3日間着ることになる。
「さて、引き止められますか?」
彼は面白そうに神殿へと続く十一の宮を見上げたのだった。
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