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「それじゃ、俺は海底神殿に戻る」
「あぁ、分かった」
溺愛100%以上というわけの分からない会議に付き合い、
その後、ダラダラと双児宮でサガと酒をのみつつ雑談をしていたカノンは
いい頃合いだと判断して席を立った。
そこへ星矢とアイオロスが駆け込んでくる。
「カノン!いるか」
「カノン!!!!」
あまりの騒がしさに、サガも何事かと立ち上がる。
「二人ともどうしたんだ!」
しかし二人はサガの問いを無視した。
「カノン、居た──!」
「よし、捕獲だ! ペガサスはサガを連れてこい」
「何なんだ。お前たちは」
アイオロスがカノンを無理やり双児宮から連れ出すという荒技をしてのけると、残されたサガは星矢を捕まえて理由(わけ)を聞くしかない。
「カノンが何かしたのか!」
すると星矢はサガの手首を掴んだ。
「カノンを連れて行けば、バーベキューの料理が3品増えるんだ。サガも来てくれ」
「私が行くとどうなるんだ?」
「料理が5品に増える!」
話の内容がよくわからないが、とにかく食べ物絡みなのだ。
ここで逆らうと星矢はいいとして、アイオロスが何をしでかすか分からない。
サガは仕方なく付いて行った。
何しろバーベキュー会場にはエスメラルダもいる。
様子を見に行くという大義名分はあった。
そしてバーベキュー会場で、サガは意外な話をユリティースたちから聞かされたのである。
なんと、今回の食材のほとんどは、カノンがエスメラルダに料理を覚えてもらうということで先生役の女官たちの分まで用意したものだったのだ。
「海将軍様には感謝してもしきれません」
彼女たちの言葉にサガは、
(カノンは聖域を別な意味で掌握したな……)
と、思った。
それにしても膨大な食料ではある。
「まぁ、詳しいことは酒でも飲みながら聞こうじゃないか」
アイオロスに肩を組まれて、カノンは心底嫌そうな顔をしたのだった。
「あぁ、分かった」
溺愛100%以上というわけの分からない会議に付き合い、
その後、ダラダラと双児宮でサガと酒をのみつつ雑談をしていたカノンは
いい頃合いだと判断して席を立った。
そこへ星矢とアイオロスが駆け込んでくる。
「カノン!いるか」
「カノン!!!!」
あまりの騒がしさに、サガも何事かと立ち上がる。
「二人ともどうしたんだ!」
しかし二人はサガの問いを無視した。
「カノン、居た──!」
「よし、捕獲だ! ペガサスはサガを連れてこい」
「何なんだ。お前たちは」
アイオロスがカノンを無理やり双児宮から連れ出すという荒技をしてのけると、残されたサガは星矢を捕まえて理由(わけ)を聞くしかない。
「カノンが何かしたのか!」
すると星矢はサガの手首を掴んだ。
「カノンを連れて行けば、バーベキューの料理が3品増えるんだ。サガも来てくれ」
「私が行くとどうなるんだ?」
「料理が5品に増える!」
話の内容がよくわからないが、とにかく食べ物絡みなのだ。
ここで逆らうと星矢はいいとして、アイオロスが何をしでかすか分からない。
サガは仕方なく付いて行った。
何しろバーベキュー会場にはエスメラルダもいる。
様子を見に行くという大義名分はあった。
そしてバーベキュー会場で、サガは意外な話をユリティースたちから聞かされたのである。
なんと、今回の食材のほとんどは、カノンがエスメラルダに料理を覚えてもらうということで先生役の女官たちの分まで用意したものだったのだ。
「海将軍様には感謝してもしきれません」
彼女たちの言葉にサガは、
(カノンは聖域を別な意味で掌握したな……)
と、思った。
それにしても膨大な食料ではある。
「まぁ、詳しいことは酒でも飲みながら聞こうじゃないか」
アイオロスに肩を組まれて、カノンは心底嫌そうな顔をしたのだった。
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