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「レヴィアタンには完璧なる獣ベヒモスと翼あるジズという仲間がいる。
それらも出てくると考えて、対策をとった方がいい」
ラダマンティスの言葉にサガとアイオロスは頷いた。

「空からの攻撃も考慮すると、女神たちを神殿に置いておくのは危険だ」
ギリシャ神話系の敵ならば神殿は意味を持つかもしれないが、レヴィアタンたちに通じるかは五分五分だろう。
では、どこに彼女たちを避難させるか。
二人の黄金聖闘士はしばし考え込む。
そして先に口を開いたのはアイオロスだった。

「女神たちには処女宮にいてもらう」
「何故だ?」
「あそこは十二宮のほぼ中心だし、空からだろうが陸からだろうが無傷では済まさないように出来る」
このときサガはあることに気がついた。
「双魚宮の薔薇か?」
「そうだ、その薔薇の香りを風に乗せて十二宮全体を守らせる。処女宮だけならば黄金聖闘士が何人かいれば気流を操作して薔薇の香りを建物に入れさせないようにできるだろう」
しかも、各宮にトラップを仕掛ければ、もっと効率的である。
理屈としては……。

「相手は不死身ともいえる存在だ。生半可なトラップでは突破されるぞ」
そう言うラダマンティスの危惧に、
「ならば双児宮のトラップでは立ち入ったものを無差別に異次元へ飛ばしておこう。手加減はしない」
と、サガが何か割り切ったような様子で答えたのだった。
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