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東の空が白み始める。
ペガサスの聖衣を纏った星矢は神殿から持ってきたアイギスを浜辺にある岩に立てかけた。
(この盾にどんな力があるんだ?)
強い光がサガの身体に入り込んでいた悪霊みたいなものを外へ出すところは見ていたが、どんな力が働いたのかよく分からない。
(アテにするなとは言われたけど……)
「お互い、最後まで闘いぬこうな」
星矢は盾に小さく言葉をかけた。

しばらくしてマントをはおった瞬が、これまたマントにくるまれているジュネをお姫様だっこの形で浜辺に連れてきた。
「瞬! 何があったんだ?」
ジュネが体調を崩したのかと星矢は不安になる。
しかし瞬は大丈夫だよと言った。
「ジュネさんはちょっと身体に負荷がかかっているだけだよ」
「えっ??」
星矢は首を傾げるが、瞬は構わず彼女をアイギスの隣に座らせる。
そしてマントが外されたとき、星矢は驚きの声を上げた。
「何でジュネがアンドロメダ座の聖衣を纏っているんだ!」
「ジュネさんを守るためにはこれが一番いいからだよ。ダイダロス先生も賛成してくれた」
そして瞬が自分のマントを脱ぐ。身に付けているのは乙女座の黄金聖衣。
「もうすぐ夜明けだね」
東の空は先程よりも明るくなっていた。
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