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ようやっと、処女宮です。
今回は、乙女座の黄金聖衣の視点入りです。

 ☆☆☆

「私はこれから瞑想に入る」

 乙女座の黄金聖闘士であるシャカ様が、そういって花を私に渡しました。
 今日は女性の聖闘士たちが何かの訓練のため、この十二宮を神殿に向かって駆け抜けるそうです。
 花はそんな彼女たちの誰かに付けないと、黄金聖闘士として侮られてしまいます。なのにシャカ様は私に渡すのです。
 どうしろというのでしょうか。
 
 オロオロしている私に、シャカ様は一筆認めた紙を床に置いてくれました。
 有り難いお守りです。
 シャカ様、ありがとうございます。


  ☆☆☆

 処女宮に入った魔鈴たちは、通路に堂々と置かれた乙女座の黄金聖衣に気付く。
 『彼女』の手には一輪の花が持たされていた。
 そして視線は床の上に置かれた紙の文字へ……。

『持っていきたまえ』

 そっけない文章だが、シャカという人間の事を考えると無視するのは危険である。
「誰が貰う?」
 魔鈴は二人に問う。今のところ花を付けられていないのはシャイナだけだった。
 ところがジュネが立候補したのである。
「乙女座様には瞬が世話になりました。私が花を受け取ります」
 花が一つずつ増えることに、カメレオン座の青銅聖闘士は何処かの姫君のように華やかになってゆく。
 彼女たちの服と黄金聖闘士達の持っている花々の色合いは、結構バランスが取れていた。
 
  ☆☆☆ 

 花を受け取ってくださったのは、カメレオン座の聖闘士さんでした。
 彼女は「瞬の力になってくれて、ありがとう」と、私に感謝の言葉まで言ってくださったのです。
 とても感激しました。

 彼女たちは次の宮へ向かいます。
 その姿はまるでニンフのようだと思いました。

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