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以前のが上手く作動しなくなったので、こんどはプラネタリウムに変更しました。
クリックをすれば場面が変わります。
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TVでのCMを見ていると、なかなか元気な星矢みたいですね。
それにしても十二宮編なのに上映時間が90分というのはもったいない気がします。
(だからといって長編すぎるのも敬遠されますからねぇ。 難しい……)


異変は黄金宮に潜む者たちにも気付かれる。


 絵梨衣が巨人族の鍛冶屋が作り上げた鎧に見込まれた。
 ということは鎧を外すことは、何らかの危険を伴うかもしれない。
 実際に絵梨衣は鎧を外そうとしたが、上手くいかない。
 だからといって身に付けていれば、否応もなく悪魔退治という危険に関わることになる。

――巫女が我等を退治しようというのか。

 困惑している者たちの頭上に、フクロウの仮面を被り黒いオオカミのような生き物にまたがった悪魔が現れる。
 その手には剣が握られている。

「貴様は何者だ!」
 聖闘士の問いに悪魔は答えた。

――我の名はアンドラス。30の軍団を指揮する大侯爵。

 悪魔は言葉を続ける。

――不和の中で滅びるが良い。

 この瞬間、絵梨衣の脳裏に不和の女神の姿が蘇った。
 同時に溢れ出ようとする言葉を抑えることが出来ない。

「では、異教の女神の力、存分に味わうが良い」

 絵梨衣が手を動かすと、空気が震えた。
 この事態に聖闘士たちも驚く。

「女神メデューサの力!」

 複数の氷柱がアンドラスを襲う。
 悪魔はその空間そのものに居続けることが出来ず、消えた。

 退治できたのか、それとも退却したのか。
 今の段階では聖闘士達にも分からなかった。

この話は「彼のものは暗闇に潜む」の“裏”なので、pixivの方のみの公開となります。


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