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「ゴールが神殿なのに、教皇の間にいると黒幕になり損ねるからだよ」
神殿で彼女たちを待っていたアイオロスの言葉に、魔鈴たちはどっと疲れを感じた。
射手座の黄金聖闘士は、どうにもこうにも思考が読めない。今回の一件も本当に服の性能を確認するためなのか、イマイチ信用できないところがある。
しかし、当の本人は楽しそうに何かを紙に書き留めていた。
「三人ともほんの少し間に合わなかったから、約束通り三日間は女神の持ってくる服を着ることになる。
ただ、それは今ではない」
ペナルティなので不意打ちで洋服が用意されるというのだ。
彼女たちは「任務に差し障りがないときに、お願いします」と言うしかなかった。
「とにかくご苦労だった。夕飯はエスメラルダさんたちが野外料理を作ってくれているから、それをご馳走になるといいよ」
黒幕は楽しそうだが、彼女たちは「さっさと服を脱いで眠りたい」と言いたげである。
そんなときに、どこからか地響きのようなものを感じた。
「何だ?」
アイオロスは階段を駆け下りる。女性聖闘士たちもまた駆け出したのだった。
☆☆☆
教皇の間では、瞬が少々ボロボロになりながら周囲を見回していた。
自分を閉じこめていた石の部屋は、どうやら教皇の間に繋がっていたようである。
(これはいったい……)
何がなんだかよく分からず戸惑っていると、神殿の方から
アイオロスたちが駆け込んできた。
「あっ……」
瞬は元凶の存在に警戒したが、そのあとから現れたジュネをみて言葉を失う。
(……花嫁だ)
しかし、ジュネの方は彼の様子に、ただただ驚いていた。
「瞬! どうしたの。大丈夫?」
駆け寄ってきた彼女から、甘い花の香りがする。
瞬としては近づかれるとドキドキしてきた。
「……その……、そこの黄金聖闘士に閉じこめられていたんだ」
彼はアイオロスを睨みつける。
ジュネたちは驚いて、自称黒幕を見たのだった。
(続く)
神殿で彼女たちを待っていたアイオロスの言葉に、魔鈴たちはどっと疲れを感じた。
射手座の黄金聖闘士は、どうにもこうにも思考が読めない。今回の一件も本当に服の性能を確認するためなのか、イマイチ信用できないところがある。
しかし、当の本人は楽しそうに何かを紙に書き留めていた。
「三人ともほんの少し間に合わなかったから、約束通り三日間は女神の持ってくる服を着ることになる。
ただ、それは今ではない」
ペナルティなので不意打ちで洋服が用意されるというのだ。
彼女たちは「任務に差し障りがないときに、お願いします」と言うしかなかった。
「とにかくご苦労だった。夕飯はエスメラルダさんたちが野外料理を作ってくれているから、それをご馳走になるといいよ」
黒幕は楽しそうだが、彼女たちは「さっさと服を脱いで眠りたい」と言いたげである。
そんなときに、どこからか地響きのようなものを感じた。
「何だ?」
アイオロスは階段を駆け下りる。女性聖闘士たちもまた駆け出したのだった。
☆☆☆
教皇の間では、瞬が少々ボロボロになりながら周囲を見回していた。
自分を閉じこめていた石の部屋は、どうやら教皇の間に繋がっていたようである。
(これはいったい……)
何がなんだかよく分からず戸惑っていると、神殿の方から
アイオロスたちが駆け込んできた。
「あっ……」
瞬は元凶の存在に警戒したが、そのあとから現れたジュネをみて言葉を失う。
(……花嫁だ)
しかし、ジュネの方は彼の様子に、ただただ驚いていた。
「瞬! どうしたの。大丈夫?」
駆け寄ってきた彼女から、甘い花の香りがする。
瞬としては近づかれるとドキドキしてきた。
「……その……、そこの黄金聖闘士に閉じこめられていたんだ」
彼はアイオロスを睨みつける。
ジュネたちは驚いて、自称黒幕を見たのだった。
(続く)
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