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大地の裂け目は意外と深い。
アイオロスは足場の悪い場所を慎重に下りていった。
(万が一にも魔獣なんかが住み着いていたら大問題だ)
ということで、『ひとりで』『勝手に』やってきたりする。
(真っ暗だな)
外の光が届かなくなると、さすがにアイオロスもこれ以上は準備をして下りた方が良いと考えた。
いったん地上に戻ろうとした瞬間、何かが足首を掴む。
(しまった!)
彼はそのまま滑り落ちた。
アイオロスは足場の悪い場所を慎重に下りていった。
(万が一にも魔獣なんかが住み着いていたら大問題だ)
ということで、『ひとりで』『勝手に』やってきたりする。
(真っ暗だな)
外の光が届かなくなると、さすがにアイオロスもこれ以上は準備をして下りた方が良いと考えた。
いったん地上に戻ろうとした瞬間、何かが足首を掴む。
(しまった!)
彼はそのまま滑り落ちた。
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日本へ来たアイオリアはというと、荷物持ちとして業務用スーパーマーケットにいた。
その隣には美穂が調味料をカゴに入れている。
アイオリアはてきぱきと食材を選んでいる少女を見ながら、置いてきぼりをくらった後輩の不穏な小宇宙を思い出して苦笑いをしてしまった。
「アイオリアさん、重くないですか?」
「いいや、大丈夫だ。それより星矢にあとで怒られるな」
彼は今、学園で星矢と一緒に夕飯をご馳走になったので、お礼として彼は美穂の買い物の手伝いをしている。
絵梨衣がいないので、星矢が子供たちの世話をしなくてはいけないからだ。
ところが美穂はきょとんとしている。
「星矢ちゃんが?」
何故?という顔をされて、アイオリアは言葉につまってしまう。
(もしかして星矢は意識されていない?)
せっかく日本へ戻ったというのにGFが他の男と買い物に出てしまったのだ、不機嫌にならないわけがない。
しかし、彼女は特に気にしていなさそう。
(なにやっているんだ、星矢は!)
自分のことは棚上げして、後輩の恋に活を入れたくなったアイオリアだった。
その隣には美穂が調味料をカゴに入れている。
アイオリアはてきぱきと食材を選んでいる少女を見ながら、置いてきぼりをくらった後輩の不穏な小宇宙を思い出して苦笑いをしてしまった。
「アイオリアさん、重くないですか?」
「いいや、大丈夫だ。それより星矢にあとで怒られるな」
彼は今、学園で星矢と一緒に夕飯をご馳走になったので、お礼として彼は美穂の買い物の手伝いをしている。
絵梨衣がいないので、星矢が子供たちの世話をしなくてはいけないからだ。
ところが美穂はきょとんとしている。
「星矢ちゃんが?」
何故?という顔をされて、アイオリアは言葉につまってしまう。
(もしかして星矢は意識されていない?)
せっかく日本へ戻ったというのにGFが他の男と買い物に出てしまったのだ、不機嫌にならないわけがない。
しかし、彼女は特に気にしていなさそう。
(なにやっているんだ、星矢は!)
自分のことは棚上げして、後輩の恋に活を入れたくなったアイオリアだった。
アイオロスが荷物を持たずに普段着のままでやって来たところは『デスクィーン島』
少し前にあった闘いの後、この島には少しずつ緑が戻ろうとしていた。
ただ、大きな闘いの後なので、はっきりいって何が起こるのか分からない。
それゆえ聖域では『これから時間をかけて調査をしよう』という位置づけだった。
「またどこかに異空間への道が繋がっていないだろうか」
射手座の黄金聖闘士は物騒なことを思いつつ、島を探検する。
そのうち彼は、小高い山に大きな亀裂が走っているのを見つけた。
どうも最近出来たものらしい。しかも怪しい気配を感じる。
「よし! 入ろう」
彼は楽しそうに奥へと進んだ。
少し前にあった闘いの後、この島には少しずつ緑が戻ろうとしていた。
ただ、大きな闘いの後なので、はっきりいって何が起こるのか分からない。
それゆえ聖域では『これから時間をかけて調査をしよう』という位置づけだった。
「またどこかに異空間への道が繋がっていないだろうか」
射手座の黄金聖闘士は物騒なことを思いつつ、島を探検する。
そのうち彼は、小高い山に大きな亀裂が走っているのを見つけた。
どうも最近出来たものらしい。しかも怪しい気配を感じる。
「よし! 入ろう」
彼は楽しそうに奥へと進んだ。
さて、いきなり休暇を貰うことになった黄金聖闘士たちはというと……。
「聖域にいてはいけないけど、明日の午前中に一度聖衣を取りに戻らなければならない」
という条件付きに困惑する者もいれば、速攻で遊びに行く者など様々だった。
「アイオリアは日本か……」
後輩である星矢のお守りとして行く弟を、アイオロスは羨ましいと思った。
彼としては休暇ならば旅に出たいところだが、そうなると一カ月くらいは連絡無しでやりたい。
しかし、そんな許可が下りるわけがない。ならば条件付きの小旅行と考えるのだが、そうなるとワクワクするような目的が欲しい。
修行地が聖域ゆえ、修行地に戻るという手も使えなかった。
「そうだ! 冒険をしよう」
彼は思い立ったが吉日とばかりに出かけた。
「聖域にいてはいけないけど、明日の午前中に一度聖衣を取りに戻らなければならない」
という条件付きに困惑する者もいれば、速攻で遊びに行く者など様々だった。
「アイオリアは日本か……」
後輩である星矢のお守りとして行く弟を、アイオロスは羨ましいと思った。
彼としては休暇ならば旅に出たいところだが、そうなると一カ月くらいは連絡無しでやりたい。
しかし、そんな許可が下りるわけがない。ならば条件付きの小旅行と考えるのだが、そうなるとワクワクするような目的が欲しい。
修行地が聖域ゆえ、修行地に戻るという手も使えなかった。
「そうだ! 冒険をしよう」
彼は思い立ったが吉日とばかりに出かけた。