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聖闘士☆星矢Ωに関する妄想 その2

栄斗とマルスについては、また後日。

しかし、龍峰のキャラデザにはびっくりです。
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一輝と瞬が連れてこられたのは、聖域に客などがきた時に使用する部屋だった。
部屋には一応、簡易ベッドがあって毛布も用意されている。
何もないとしか言い様の無い場所で暮らした身としては、破格の対応にも思えた。

一輝は何も言わずに毛布を一枚取ると、それを肩にかけてドアの傍に座り込む。
「兄さん……」
瞬は兄の行動を見て、胸が痛くなった。
侵入者に対応できるように行動しているということは、兄は聖域という場所を警戒しているということである。
そして兄をそのようにしてしまったのは自分なのだ。

彼は同じように毛布を肩からかけると、一輝の隣に座った。

「兄さん……」
「……何だ」
一輝は仮眠を取るかように目をつぶる。
瞬は膝を抱え、顔を埋めた。
「兄さんは僕が弟で……」
嫌ではなかったかと思い切って聞きたい。
だが、どうしても言葉にできない。
二人の間に沈黙が訪れる。

しばらくして瞬は自分の髪をクシャクシャにしながら撫でる力強い手に気付く。
「良いに決まっているだろ」
その言葉に彼は涙が零れそうになった。
魔獣退治に駆り出された青銅聖闘士たちが聖域に戻ってきたのは、バーベキューが終了した日の夜だった。
朝に現地に向い、夜に数頭退治をして帰宅。
長年魔獣を追い続けた人たちから見ると、本当に反則技のような解決だった。

ただ、犠牲者が増えることが無くなったのは喜ばしい話。
では魔獣を全滅させることが出来たのかというと、そういうものではない。
魔への信仰心、恐怖心、悪意。色々な負の意識が魔獣を再び作り上げてしまうことがある。
ということで、今回は「いったん出現する力を魔獣は無くした」だけなのだ。
それでもしばらくの間は、その土地が穏やかになり他の命が無残に散らされることは無くなる。
どのくらいの期間なのかは、そこに住む人たち次第でしかないが……。

そして魔獣退治をしたとなると、聖闘士といえども身を清めた方が良い。
本人たちのためというよりも、彼らに関わる一般の人たちのために。

ということで、温泉で身を清めてもらった星矢たちは、ほとんど疲労困憊状態だった。
それでも紫龍は五老峰に戻ったのだから、根性としか言い様が無い。
星矢はというと当然のように師匠である魔鈴の家に向かうのだが、一輝と瞬はオルフェのところへ連れて行かれた。

「これから用事があるとしても、明日の朝、エスメラルダさんとユリティースの作る朝食を食べてからにするんだ」

そういって簡易的な宿泊施設に二人は案内される。
「……えっ?」
「では明日の朝、会おう」
この時のオルフェは、「もし明日の朝、どちらかがいなかったら、それなりの対応をさせてもらう」という目つきをしていた。
萌え話75までをアップしました。

(テーブルタグの練習を兼ねて)
今の段階で拍手の回数が多かった話は
順位
記事のタイトル
拍手数
1位
萌え話8  獅子宮編

17

2位
萌え話28 獅子宮にて
16
2位
萌え話53 何がなんだか
16
4位
萌え話6  双児宮編
15
5位
萌え話13 カノンお兄さんの仕事?
14
6位
萌え話48 誤解いろいろ
12
6位
萌え話15 牡丹の花
12
8位
萌え話75 オチはこの人!
11
8位
萌え話7  巨蟹宮編
11
8位
萌え話30 可憐な花
11
でした~。 拍手をありがとうございます m ( _ _ ) m

(こうなるのかぁ、テーブルタグ……)
女性聖闘士への特別訓練は、色々と想定外の展開を迎え、そして夜明けと共に一応の決着を迎える。
前半部分に多少の破壊行為があったとしても、それは誰もが想定していたのだが……。

「アフロディーテが不機嫌?」
徹夜のバーベキュー大会から戻ったカミュは、磨羯宮にてシュラに気をつけろと忠告される。
「……何事もなければ気にしないでくれ」
山羊座の黄金聖闘士は、何処か言いにくそうである。
しかし、詳しい事情がわからなければ、カミュの方でも気をつけようが無い。
「理由は?」
そう尋ねると相手は「俺の口からは……」と煮え切らない。
そこへデスマスクから小宇宙によるテレパシーが届いく。

一方、双魚宮ではアフロディーテが腹立たしい気持ちを抱えたまま薔薇の世話をしていた。
「……」
原因はハッキリしている。
昨日の特別訓練が終了したあと、アンドロメダ座とカメレオン座が手をつないで双魚宮を通り抜けたのである。
あれは絶対に自分への挑戦だと彼は思った。
アンドロメダ座は自分に対してかなり警戒心を露にしている。
それはそれで面白いと思ったのだが、その後、双魚宮へ来たデスマスクに嫌なことを言われてしまう。

「いいのか? 運命の女なんだろ」
思わず反射的にピラニアンローズを投げた。何よりも動揺しているという事実が腹立たしかった。
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